
何が必要な科目かなんて分からないな。
書き出すのが面倒。
一般的なサラリーマン向けの科目を知りたい。
実は複式簿記による家計簿を始めるにあたって必要となる初期作業に
『収支科目の作成』が含まれます。
でもこれまで家計簿を付けたことが無いと、どんな収支科目を用意すれば良いか分からないですよね?
私は3年間継続して家計簿を作成してきました。
収支科目についても既に出揃いました。
この記事では、複式簿記家計簿の初期作業として避けては通れない
収支勘定の作成方法を紹介します。
この記事を読むと迷うことなく収支科目を設定し、スムーズに家計簿を作成できます。
結論は、この記事で紹介されている収支科目を設定しておけば面倒な初期設定を最小限にして家計簿を始められます。
収支科目
収支科目とは収入科目と支出科目のことを言います。
それぞれ、数が多いと管理が大変になるので
なるべく最小限)に抑えておくと管理がしやすいです。
収入科目
一般的なサラリーマンであれば収入科目はそれほど多くならないはずです。
下記3つを用意しておけば対応できそうです。
- 給料
- 賞与
- その他
それぞれポイントを紹介します。
給料
給料は手取り額ではなく総支給額で計上しましょう。
仕訳で表すと下記のようになります。
(借方)預金 200,000円 / (貸方)給料 240,000円
天引額 40,000円 /
振込額のみを計上すると天引額の内訳が不透明になってしまうため中途半端です。
賞与
賞与において気を付けるべきことは毎月計上するということです。
どういうことでしょうか?
通常は賞与なんて毎月は使いません。
どのように毎月計上するかというと分割するのです。
あらかじめ金額を予想して賞与の算定期間の月数で割った(平均化した)金額を計上してください。
そうすることで収入金額にばらつきが出てしまうことを防ぎ、管理がしやすくなります。
その他
給与でも賞与でもない収入はこの科目にまとめてしまいましょう。
しかし、副業などでの副収入がある方は『事業収入』という科目を作っておくことをオススメします。
費用科目
- 家賃
- 車両費
- 保険料
- 光熱費
- 食費
- 通信費
- 医療費
- 交通費
- 娯楽費
- 消耗品費
- 税金
- 社会保険料
- その他
説明が必要と思われる科目を抜き出して説明します。
車両費
車に関連する費用に対して使いましょう。
点検代、洗車代など
ガソリン代については交通費に計上すれば車の使用量が把握できます。
娯楽費
生活に直接必要のない費用はここに集計しましょう。
お菓子代や嗜好品、レジャー費など
いざとなれば減らせるものを集計しておけば節約すべきものを見つけやすいです。
税金・社会保険料
給料の天引き額を入力するときに使用します。
所得税や住民税は必ず使うはずです。
その他
上記に該当しないものに対して使用しましょう。
イレギュラーな費用は必ず出てくるものなので作っておくといいですよ。
まとめ
初心者が一から家計簿を始めるときは分からないことだらけだと思います。
資産や負債科目は実体があるので分かりやすいですが
収支科目のテンプレートがあるとスムーズに初期作業が終わるはずです。
是非、参考にしてみてください。
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