複式簿記とは

複式簿記ってなに?

仕訳で取引を記録ってどうやるの?

いきなり専門用語が出てきて難しそう…

実はこのブログでは複式簿記を前提としています。

なぜなら通常は簿記というと複式簿記を表すことが一般的で、現在の貯蓄や収支の情報を正確に把握できるからです。

このページでは簿記を知らない人でも理解できるように複式簿記について徹底解説します。

このページを読むことで当ブログのテーマである「複式簿記による家計簿の作り方」を知るための前提知識が身に付きます。

複式簿記とは

「仕訳」という記帳のルールに従って取引を分解して記録していくことです。

複式簿記で家計簿を作成すると現在の状況を正確に反映した家計簿を作ることが出来ます。

前提として

複式簿記を紙媒体の帳簿やノートを使って管理するのは現実的ではありません。

その理由は集計作業に手間がかかることです。

複式簿記では複数の帳票に転記する作業が必要になります。

しかし、これを手作業で行おうとすると非常に面倒でミスが起こりやすいのです。

そこで、このような単純作業を自動化するためにスマホの家計簿アプリを利用しましょう。

家計簿アプリを使うことで集計の手間とミスの可能性は解消されます。

オススメの家計簿アプリについても下記の別記事で解説してます。

家計簿を始めるときは必ずアプリを利用しましょう。

資産、負債、純資産(貸借科目)

取引を分解する仕訳において必要な資産、負債、純資産という要素を説明します。

まず資産とは、現金や預金、債権のことです。

次に負債とは、借金、債務のことです。

そして資産と負債の差額となるのが純資産です。

下の図のように考えると分かりやすいです。

資産として100円持っているけど20円は借りたお金なので残りの80円が純資産ということになります。

現金や預金、借入金などのことを勘定科目と言います。

仕訳

上記の図の左側(緑の部分)を借方、もう半分(青とピンクの部分)を貸方と呼びます。

仕訳とは勘定科目を借方が貸方のどちらかに振り分ける作業のことです。

いくつか例を挙げます。

給料200,000円が振り込まれたとき(預金という資産の増加、収益の発生)

(借方)預金200,000円 /(貸方)給料200,000円

食費を支払ったとき(費用の発生、現金という資産の減少)

(借方)食費5,000円 / (貸方)現金5,000円

預金から10,000円引き出したとき(預金という資産の減少、現金という資産の増加)

(借方)現金10,000円 / (貸方)預金10,000円

5,000円を借りたとき(現金という資産の増加、借入金という負債の増加)

(借方)借入金5,000円 / (貸方)現金5,000円

借金5,000円を返済したとき(借入金という負債の減少、現金という資産の減少)

(借方)借入金5,000円 / (貸方)現金5,000円

費用・収益(損益科目)

お気づきでしょうか?

給料が振り込まれたときに収益の発生

食費を支払ったときに費用の発生

と書いてありますね。

実は資産、負債、純資産の他に費用収益という要素が存在します。

費用の代表的な勘定科目は家賃や食費、保険料など

収益の代表的な勘定科目は給料や賞与、利息、売買益などです。

資産、負債、純資産のどれかに該当する勘定科目を貸借科目(たいしゃくかもく)

費用、収益のどちらかに該当する勘定科目を損益科目と言います。

このように取引を分解して記録します。

複式簿記のメリット

これまで複式簿記を勧めてきましたが複式簿記を利用して家計簿をつけるメリットは何でしょうか?

それはミスに気付きやすいということです。

仕訳の借方と貸方のそれぞれの合計は必ず一致するのでもし一致していない場合は正しくないことになります。

しかし、アプリを使うのであれば、そもそも貸借不一致のデータを入力できません。

だからミスがあるとしたら貸借科目の残高が実態と合っていないということになります。

チェックとしては貸借科目を確認するだけなので非常に効率が良いです。

また、複式簿記を使うと純資産(貯蓄)の増減収支両面から家計を把握することが出来ます。

現在いくらの貯蓄があってどれだけ入ってきて、出ていったのか一目瞭然です。

複式簿記のデメリット

複式簿記におけるデメリットは記帳するのに一定の知識がいるということです。

しかし、慣れてしまえば家計管理の強い味方になるのでこのページを見て覚えてしまうのがオススメですよ。

それに家計簿アプリの仕様が複式簿記に対応しているので感覚的に分かってくるはずです。

もう一つ、集計が面倒というデメリットもあるのですがこれに関しては家計簿アプリを使って自動化することで

完全に解消できます。

まとめ

まずは資産、負債、純資産、費用、収益の5つの要素を覚えましょう。。

5つの要素のうち資産、負債、純資産に該当する科目を貸借科目

費用、収益に該当する科目を損益科目と言います。

取引を入力するときは仕訳というルールに従って分解します。

メリットは貸借科目をチェックするだけなのでミスに気付きやすく、取引を貸借と損益の両面から把握できることです。

デメリットは扱うのに最低限の知識が必要になることですが、このページを読めば扱えると思います。

もう一つのデメリット、集計についてはアプリを使えば解消できます。

次回はいよいよ家計簿の作成を解説します。

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